AED検索は、最寄りのAED設置位置を検索する機能があり、AEDが必要になった時にAEDが近くにあるかすぐにわかります。

現在点からのAED設置場所までのルートを表示し、出発点、AED設置場所、現在地の3点表示でAEDを取って戻るまでのルートが確認できます。

従来は、Hub-Section-Detailの極めてWindowsストアアプリの基本的ナビゲーションに近い構成をとっていましたが、v1.1.5では位置情報の取得が許可されている場合(もちろん位置情報がとれた場合ですが)、起動直後に現在位置から最寄りのAEDを検索し、そのAEDまでのルート表示した状態で初期表示が行われるようにいたしました。

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そのため、従来よりも心停止した方を目撃した場合により短時間で近くのAEDへのルートが分かるようになりました。

 

第2の変更点ですが、縦表示への対応を本格的に開始しました。これは、de:codeで配布された東芝8インチタブレットなど、小型のWindows 8.1タブレットでの利用を想定しての改良になります。地図がダーンと表示されて小型液晶でもみやすくなったと思います。

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AEDオープンデータ

頂いたAED情報は、オープンデータとして『REST/JSON形式で無料公開』しています。

CC BY 3.0

2014/07/27 現在位置を渡すと最寄りのAED情報をREST/JSON形式で検索できる機能を公開しました。もちろん無料です。


市町村区単位での登録件数API

https://aed.azure-mobile.net/api/aedgroup/


都道府県単位でのAED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/[県名]/

例えば福井県のデータがほしい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/福井県/


市町村区単位でのAED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/[県名]/[市町村区名]

例えば福井県鯖江市のデータがほしい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/福井県/鯖江市/


周辺AED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/AEDSearch?lat=[緯度]&lng=[経度]&r=[検索半径(m)]

例えば北緯35.96、東経136.185の半径300m以内のAED位置情報が欲しい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/AEDSearch?lat=35.96&lng=136.185&r=300

なお、検索半径の最大値および省略値は1000mになっています


直近AED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/NearAED?lat=[緯度]&lng=[経度]

例えば北緯35.96、東経136.185からみた直近のAED位置情報が欲しい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/NearAED?lat=35.96&lng=136.185

なお、検索距離の制限がないため周辺にAEDがないときはかなり遠距離の値が返ってくるので必ずDIST値で距離を確認してください


AED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/id/[id]/

例えば、裾野市立富岡中学校に設置されたAED位置情報が欲しい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/id/2907/


JSON Data - AED位置情報のフォーマット

Id
LocationName -- 場所_地名【名称】
Perfecture -- 構造化住所_都道府県
City -- 構造化住所_市区町村
AddressArea -- 構造化住所_町名
Latitude -- 緯度経度座標系_緯度
Longitude -- 緯度経度座標系_経度
FacilityId -- 公共設備_ID
FacilityName -- 公共設備_名称
FacilityPlace -- 公共設備_設置場所【設置場所】※受付横とか
ScheduleDayType -- 公共設備_利用可能時間【利用可能時間】
ScheduleDayStartTime (将来的に構造変更予定)--  開始時間
ScheduleDayEndTime (将来的に構造変更予定) --  終了時間
FacilityNote -- 公共設備_補足【補足】
AccessAvailabilityOfPad -- 公共設備_建物内外【建物内外】
FacilityUser -- 公共設備_利用者【利用制限】
DayOfInstallation -- 公共設備_設置日
PhotoOfAedUrl -- 公共設備_写真URL【写真】
Url -- 公共設備_ホームページ【ホームページ】
FacilityOwner -- 公共設備_設置者【設置者】
FacilityOperater -- 公共設備_管理者
ContactPoint -- 公共設備_連絡先【連絡先】
ContactTelephone --  連絡先_電話番号
ContactExtension --  連絡先_内線番号
TypeOfPad -- AED_パッド種類
ExpiryDate -- AED_有効期限
ExpiryDateOfPads -- AED_パッド有効期限
ExpiryDateOfBatteries -- AED_バッテリ有効期限
TypeOfDefibrillator -- AED_タイプ
ModelNumber -- AED_モデルナンバー
SerialNumber -- AED_シリアルナンバー
Source -- メタデータ_情報源
DateOfUpdatingInformation-- 更新日時

上記の仕組みにより、自治体からいただいたAED情報は、その自治体サイトでPDFよりも使いやすい形で表示提供できるようになると考えます。

REST/JSONのままでよろしければ、該当する自治体専用の検索URLをご提供します。REST/JSONであれば自治体サイトを構築している技術者の方が一覧表や地図に加工することも容易であると考えています。

集めていただいたデータはこのような形で還元したいと思っていますので、ぜひ、ご協力、そして自治体担当の方に届くようにシェアをお願いします。

ご協力のお願い

AED検索は直近AEDの検索に、Microsoft Azure上でSQL Serverにデータを格納することで、端末側にAEDの位置情報の初期ローディングなしに目的とする直近AEDの情報をピンポイントで取得することを実現しております。

そのため、各自治体で公開されているAED情報などを格納する必要があるのですが、オープンデータシティである鯖江市など一部の自治体を除いてはPDFが自治体サイトで公開されているのみで位置情報すらもない状況です。

そこで皆さんにお願いしたいのは、お住いの自治体のAED情報をExcelファイルもしくはCSVファイルとしてご提供していただけないかということになります。頂いたデータを初期データとして登録することで、このアプリが皆さんのお住いの地域でお役に立つことができると考えています。

必ず必要な情報

LocationName NVARCHAR(MAX), -- 名称

Perfecture NVARCHAR(MAX), -- 都道府県

City NVARCHAR(MAX), -- 市区町村

AddressArea NVARCHAR(MAX), -- 町名以降

Source NVARCHAR(MAX), -- 情報源(URLなど)

あるとうれしい情報

Latitude -- 緯度経度座標系_緯度

Longitude -- 緯度経度座標系_経度

ScheduleDayType -- 利用可能時間(24時間利用可能、06:00~21:00など)

ScheduleDayStartTime --  開始時間

ScheduleDayEndTime --  終了時間

FacilityPlace -- 設置場所(※受付横とか)

FacilityNote -- 補足

あれ?緯度経度必須じゃないの?と思われるかもしれませんが、前述のように自治体掲載情報には緯度経度のGPS情報が載っていないケースが多いのです。なので、あるともちろんうれしいのですが、なければ住所から緯度経度を求めてだいたいの位置を登録してから、あとで微調整できるような構想を持っています。

また、現状収集されているAED情報には利用可能時間の記載がないものが多いので、こちらも必須からはずしました。AEDは施設の中に設置されている場合が多く、例えば鉄道の駅であれば駅構内のため始発から終電までの間しか利用できなかったりするので利用可能時間は極めて重要なのですが、その情報がないがためにAEDの登録自体が遅れることを懸念しての処置になります。

お寄せいただいた情報

作業中の連絡をいただいているもの(順次更新中)


公開中

雑記

Microsoft Azureのランニングコストは、Microsoft MVP特典のMSDN無償枠を活用させていただいております。これが維持できるように、様々な情報発信をこれまで以上に自然体で進めていきたいと思います。

平日夜の勉強会での登壇、書籍の執筆などのご依頼も大歓迎ですのでよろしくお願いします。

AEDの現状

AEDの利用率は、心肺停止者(年間73,023人)のうち、目撃者がいてAEDを使うチャンスがあった年間23,797人に対して、881人実に3.7%しか使われた実績がないのです。

たったそれだけしか使われないのかという驚きとともに、UX/UIを考えたことがある人なら同じ感覚を共有できると思うのですが、こんな表示していたら3.7%しか使われないのもうなずけると思います。

例えば次のような表示があれば3.7%が5%とかにできるのではないでしょうか。

AEDはとりだして設置してボタンを押せば、除細動が必要かどうかはAEDが判断します。押したからといって「どん」となるわけじゃないので安心して使いましょう。

AEDの使用率が少しでもあがりますようにという想いをこめて。

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